校長あいさつ
本校は明治7年に当時の下牧村、後閑村、師村の三か村が連合して学校創立して以来、100年以上の長い間、地域の力強い支援の下、地域の子どもたちの教育に尽力してまいりました。
古馬牧小学校に勤務していて強く感じることは、日々の教育活動の充実に向け、保護者や地域の方が熱心に力を貸してくださっているということです。特にコロナ渦の中では体験的な学びが不足してしまうのではないかと心配しておりましたが、本校では、「ホタル学習」「米づくり体験」「伝統芸能教室」「谷川エコツーリズム」「みなかみ体験学習」など、地域と関わりをもった体験的な学習が数多く計画・実施されています。
自らの学校生活を振り返ってみると、体験を伴った学びは何年経っても色あせること無く、記憶に深く刻まれています。キッザニアの創業者であるハビエル・ロペスさんは「人は読んだことの10%しか覚えてないが、体験したことの90%は忘れない」ということを言っています。人が学ぶ際、文を読んだり話を聞いたりするだけでなく、自ら書いたり他の人に話したり、五感をフル活用して体験したりすることが重要なのだと考えます。これからも、古馬牧小学校では「子供たちの未来に生きる学び」を大切にして、地域の方と協力しながら教育活動を進めていきたいと思います。
保護者や地域の皆様には引き続き温かい御支援・御協力をお願いいたします。